千葉銀行 2016卒のES設問
千葉銀行のESは一枚もの手書きです(実際に確認してみて下さい)。ゼミ、クラブ、アルバイト、成績などは簡記するかたちです。ここでは注力して記入する点のみについて添削します。
1.あなたが学生時代に最も大変だったことは何ですか。また、それをどのように乗り越えましたか。
2.当行を志望する理由は何ですか。また、当行でどのように活躍したいですか。
千葉銀行のES添削の依頼も来たので、一緒に見て行きましょう。
いつもESの添削コーナーを参考にさせて頂いております。私は国立大学に通う就活生Wです。メガバンクが第一志望なのですが、私の地元の千葉銀行にも行きたいと考えているので、ES添削お願いしてもよろしいでしょうか。
Gコース(総合職/法人営業)
【設問1】
私が学生時代に最も大変だったことは塾講師のアルバイトで担当生徒を志望校に合格させたことです。私の指導していた学生は志望校に対して偏差値が10足りていない状況でした。このままでは合格は難しいと考え私は指導に自分なりの工夫を加えました。それは生徒との「対話」を増やしたことです。「対話」を増やすことにより生徒の得意、不得意が明確になり生徒の指導がより効率的になりました。結果、生徒は第一志望校に合格することが出来ました。
【設問2】
私が千葉銀行を志望する理由は、金融という無形商品を扱う銀行で、信頼を得ることでお客さまに喜ばれる仕事がしたいと考えるからです。信頼を得る為には自分自身が常に成長し続けなければなりません。その中でも私は法人営業業務を経験することで、銀行員としての基本を身に付け、よりお客さまから信頼される担当者として活躍したいと考えております。
ポイントはここだ!!
【設問5】
(1)受ける会社の「採用テーマ」と「求める人材像」を意識する!
求める人材像はみなさんもなんとなく目にしてるはずです。ただ、採用テーマまで意識している人はほとんどいないのではないかと思います。各企業の採用ページのトップページに一番に出てくるメッセージみたいなやつです。
では、なぜ「採用テーマ」が大事なのか?
企業は経営方針に基づいて「採用テーマ」を決めます。例えば、経営方針が海外での売上高を伸ばして行きたいのであれば「グローバル」をキーワードになります。そうなると「グローバル」をキーワードに落とし込んだ「採用テーマ」となるはずです。なぜなら経営方針に沿った人材を採用することが、人事部の仕事だからです。
すなわち、「採用テーマ」をあらかじめ意識していれば、ESであったり、面接で話す内容を、より企業の求める人材としてアピール出来るわけです。もちろん企業によっては新卒採用は毎年同じテーマで行っているところもあります。
ちなみに千葉銀行の採用テーマは「いっしょがチカラ」がテーマです。選考のポイントがHPにも丁寧に記載されています。
選考では、複数回の面接と適性検査を行っておりますが、特に面接に重点を置いた人物重視の選考を行っております。 面接で必ず見ていることは、「地域の顔」としてお客さまと信頼関係を築き、お客さまのニーズに的確かつスピーディーに対応していくために必要となる『人間力=皆さん自身の魅力』です。
だからこそ、学生時代の経験の中で、「何を頑張り、何を考え、どのように成長してきたか」などの考えや想いを自分自身の言葉で話すことが大切です。
ここまで丁寧に書かれていることは珍しいですがちゃんとチェックして意識するポイントです。この採用テーマであれば私なら「チームとして目標を達成した経験」や「自分なりの工夫が相手の信頼を得た経験」を軸にESを作ります。なぜなら、企業の「採用テーマ」と一致させたいからです。
【設問2】
(1)金融業界の志望動機のルールを理解しよう!
金融業界では絶対に聞かれる(答えられなければいけない)志望動機のフォーマットがあります。
- なぜ金融?
- 金融業界の中でも、なぜ銀行?
- たくさんある銀行の中で、なぜ○○銀行?
- その銀行で君なら何がしたい?
この問いに対する答えをしっかり準備しましょう。
この設問2では、なぜ千葉銀行を志望していて、君は何がしたいのか?
ということを問われています。ここで金融業界の志望動機を書いてしまうと非常に薄っぺらく感じてしまうので気をつけて下さい。確りと志望動機のルールを理解したうえで、設問と面接に臨みましょう。
(2)志望動機は自分の実体験で語ろう。
面接官をしていて、一番がっかりするのは、なぜ志望するに至ったのかの理由に、その学生の経験(ストーリー)が無いことです。その人の経験(ストーリー)があるからこそ、志望する動機が生まれるはずです。逆に言えば経験(ストーリー)が無いと全て嘘に聞こえてしまいます。
志望動機には自分の実体験を書くことを意識しましょう。
ポイントを踏まえて元面接官ならこう書く!!
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