銀行を飛び出した人　vol.2

銀行では法人営業として２ヵ店経験しました。最初は地方の営業部で、地主などの個人から年商50億円程の中堅企業まで幅広く担当していました。そこで結果を残せたこともあり、その後は都心の営業部に転勤となり、こちらでは年商約1,000億円程の上場企業などの担当をしていました。

主な仕事は融資業務など基本的なことから、銀行だけでなく関連会社を用いた複雑な業務、新規開拓と幅広く行っていました。

僕は就職活動の段階から最後まで同じ会社にいるつもりはありませんでした。その為、社会人の入口を選択するにあたってはあらゆる企業、人が関わる銀行にしました。転職にも有利って聞いてましたし（笑）

約5年働いたことと、銀行にいる間に表彰も頂くことが出来たので、そろそろ次のステップかなと自分なりに考えた結果です。最後の一年間は仕事が面白いと思わなかったですし（笑）

長くいると給料も良くなるので辞められなくなるんですよ。

転職はしないで独立をしました。今はファイナンシャルプランナーを主軸にしながら、他にもいくつかベンチャー企業の財務の手伝いをしています。今の時代は一つの企業に所属するのは、それはそれでリスクかなと。。。

良かったことは数字に強くなれたこと、元銀行員の肩書が付いたこと。

この二つはすごく大きいと思います。

そして悪かったことは、厳しいノルマもあるので、今までしてきた行動全てが人の役に立つかとと言えば、そうではないことですかね。

特に何もしてないです（笑）

でも本当に大学にはそんなに行かないで、野球サークルちょろっとして、バイトして、遊んでの繰り返しでした。銀行に入るにはものすごい経験や資格がないと難しいと思っている学生もいますが、そんなことはないですよ。

僕が証明です(笑)

面接でしっかりコミュニケーションをすることは当たり前として、

⑴   「志望動機」を自分の言葉と経験で伝えること。

⑵   学生時代何をやってきたを相手に分かり易く、明確に伝えること。

だと思います。難しく考えないほうがいいですよ。あとは爽やかに。笑

視野を広く持って下さい。銀行に拘らず、日本には面白い企業がたくさんあります。ただ銀行はその面白い企業全てに携われる可能性のある業界です。社会人の入口としては非常に良いと思います。日本企業の中では給料もけっこう良いですしね（笑）